お客様からよく「商売けが無い」と言われます。それもそのはずです。「儲けること」を最優先していないからです。
社会の中においてどのように機能するのか（社会貢献）ということを常に考えています。お客様の必要を満たし、喜んでいただくためには、どうしたらいいのかを常に考えています。そして、「ありがとう」の気持ちとして対価を受け取るのだと思っています。だから、自分たちの利益に直接つながらなかったとしても、お客様のために最善を尽くします。
もちろん、お客様のすべての期待に応えられるわけではありませんが、できることを増やそうと日々アンテナを張っています。逆に、「最安値」を歌って、値引き競争をすることはしません。無理をして要望に応えたとしても、長くは続かないからです。状況は日々変わっていきますが、全体の調和を考えた上で、何が最善かという視点で、事業活動を行っています。
「何が最善か？」を追い求め続けた結果、４つの特徴（同業他社との違い）があります。

建築業界でよくあるのが、仕事だけとってきて、作業は下請け業者に安くやらせるというやり方です。いわゆる「中間マージン」で儲けようとしているのです。作業をする人は、たくさんの仕事をこなして儲けようとするので、分からないところ（見えないところ）で手を抜こうとします。結果として、仕事のクオリティーは下がります。
特に、壁紙の塗り替えにおいては、短期間で辞める人が多く、熟練者は多くありません。そのため、現時点においては、完全自社施工を行うことにより、低価格で質の高い施工を行っています。

お見積もりの際に、お客様から「作業当日は誰が来られるのですか？」とよく聞かれます。「私が伺います。」と答えると、安心されます。お客様は、単に見積もりの価格だけではなく、実際に作業する人も重要視されていることがわかります。
確かに、営業と施工を分ける方が、効率的です。でも、お客様に安心してご依頼いただきたいため、あえて同じ人が担当するようにしています。結果として、細かな調整対応が可能となり、お客様の満足度が上がっています。

壁紙の塗り替えを行っている業者はたくさんありますが、ほとんどが１つの仕入れ先からのみ材料を仕入れています。弊社も、最初はクロスメイクしか取り扱っていませんでした。お客様のご要望に応えようとすると、クロスメイクだけでは対応できないこともあり、他の日本メーカーの塗料も取り扱うようになりました。塗料の中には、いろいろな機能が付加されたものもあります。お客様のニーズをお伺いしながら、最善と思われる提案をするようにしています。
現在は、テレビで紹介されて認知度が高いクロスメイクのほか、空気をキレイにする塗料「エアフレッシュ」や日本ペイント製の塗料も取り扱っています。すべて F☆☆☆☆ です。

余分なコストを省くことにより、低価格で質の高いサービスを提供する努力をしています。
具体的な取り組みとしては、車両の維持管理コストや駐車場代を省くため、公共交通機関で移動しています。荷物は、写真のとおりなので、電車等での移動が可能です。お客様に駐車場代をご負担いただくこともありません。
また、事務処理は、弊社役員が行っているので、余計な人件費や外注費がかかりません。（この経験は、コンサルティング事業に役立っています。）